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2014年3月20日木曜日

よくわからない デジ立つカメラのISO感度

下表はDxOMark.comが計測したISO Sensitivityを一覧にしたもの。
各カメラの仕様上のISO感度と測定値。

各カメラメーカーのAPS-Cフォーマットもしくはマイクロフォーサーズ規格で、DxOMark.comが計測した最新のカメラを対象とした。

単位:ISO
順位 カメラ 評価 200 400 800 1600 3200 6400 12800 25600
1 Pentax K-3 1748 189 381 779 1477 2933 6057 11836 23529
2 Nikon D3300 5347 159 318 629 1254 2481 5140 10072 20022
3 Sony A5000 5774 158 311 625 1237 2469 4996 9830 12463
4 Canon EOS 70D 5799 160 322 649 1277 2555 5254 9384 18579
5 Leica X Vario 5906 246 492 1016 1929 4118 7794 15711
6 Panasonic Lumix DMC-GM1 6937 156 305 603 1225 2287 4707 9180 18211
7 Olympus OM-D E-M10 12063 108 217 432 851 1663 3394 6672 12745
- FUJIFILM X100 21428 127 253 504 1000 1012 1076

評価は単純に 200,400,800〜12800までを加算した値が25400なのでその差の絶対値で求めて順位付けした。

ニコン D3300とキヤノン EOS 70DのISO  25600は拡張領域。

ISO感度は各社、そして各社のカメラ間でも統一されていないし1台のカメラにおいて比例して上がっているわけでもない。メディアで高感度に強いと言われるカメラは何かしらの細工がされている。

差が最も少なかったのはペンタックス。個人的にもっとも信頼でき正直なカメラメーカーと思っている。 (個人の感想です(^^;))

次点はニコン。
キヤノンは高感度域になるとなんかやらかしている感があるが、 ISO 18579と ISO 20022では1/3段の差は無い。 (個人の感想です(^^;))

ソニーは高感度域になると1段違う。何かやらかしている感がある。 (個人の感想です(^^;))

ライカは唯一測定値の方が高いカメラメーカーとなる。なのでISO感度別S/N比は不利になる。

オリンパスは他メーカーと全てのISO感度で約1段違う。オリンパスの ISO 25600はISO 12800に近い。なのでISO感度別 S/N比は有利になる。

富士フイルムはDxoMark.comが計測するベイヤー配列のAPS-CフォーマットがX100と古い機種ではあるが、ISO 1600からの値は異常値なので意味不明だ。画像処理エンジンなど後処理で何かをやっているのだろう。


CIPAで統一してもらえないのだろうか?